第138章 立食形式のウェディングパーティー
「ありがとうございました( ・∇・)」
タクシードライバー
「帰りも宜しくね!」
ついに会場に到着した私は
ゆっくり歩き受付に向かいます。
(この会場の何処かに悟さんが……)
人様の結婚式なのに、
逢いたかった人が居るかもとおもうだけで
私の呼吸が荒くなります。
「( ̄▽ ̄;)」
(悟さんに逢うの…
こんな緊張することだったかな……)
ついに私は受付の前にやってきました。
「この度はおめでとうございます。
新郎新婦様と
職場で一緒に働かせて頂いておりました
と申します。
こちらはご祝儀でございます、
どうぞお納めください。」
受付
「ありがとうございます。
ではこちらにご記入をお願い致します。」
(記帳……あっ……)
受付の方に差し出された記帳をする
ノートのようなものを見てみると…
「悟さん…」
すでに悟さんは、
乙骨さんなどと一緒に来ているようで
見知った方々の名前に囲まれていました。
(本当にこんなおめでたい席で、
悟さんに振り向いてもらうようなこと
しても良いのかな…)
なんだかどんどん罪悪感というものが込み上げてきました。