第119章 時子始動。
正直その言葉を聞いた瞬間…
チクッと胸が痛んだ気がした瞬間…
"スッ"
「!!」
涙が頬を伝いました。
(え?なんで?え?え?え?)
こういう気持ちをなんて言葉にすれば良いのでしょうか。
さっきまで怖いだけで、
なんの興味も浮かばなかった五条さんの言葉で
私は胸を痛め涙まで流してしまったのです。
まるでもう1人の私が泣いているような…
五条悟
「もしかして泣いてる?」
「…あっ...あの...
もう私に興味が無くなられたのなら
か…帰ります…お邪魔いたしました💦」
私はお腹に気を付けながら、
玄関に行くと靴を履き外に出ました。