第117章 特級の男、腹貸しの嫁 II
頭花
「でもそれは"呪い"だろ?
はな…禁忌を犯して
その罪を命を代償に支払えって言われてんの。
呪いじゃねーんだよな。」
そう代償を支払えと言ってるのは"神"
呪いとかそんなんじゃねぇ。
深見
「先輩、もう少し分かりやすく説明してください。
さんはどんな禁忌を犯したんです?」
新人は、
昨日来たばっかなのにやけに真剣な様子だ。
頭花
「話すと長くなるし…良いのか?」
この話をすれば
五条の秘密が"新人"にばれてしまう。
この秘密を知るに値する男かまだ分からない。
俺は悩む。
頭花
「お前、さっき顧客の情報
ベラベラ話しただろ?
そんな奴にの禁忌の話ってのは
できねぇーよ。
それと、
五条の元で死ぬまで働くつもりがなきゃ
教えてやんねぇー。」
深見
「!!」
新人は目を大きく見開き驚いている。