第113章 お友達
【21:00】
あれから悟様は戻って来ず、
様が不安そうにしているのを
横目に就寝のお時間がやってきました。
「電気を消しますね。」
さんは、
マタニティーパジャマを着用した姿で
就寝に向けてパタパタと
動き回っていらっしゃいます。
玉木
「ありがとうございます。」
(こうやって、
過ごしていると…本当の家族みたいですね…
いつもご自宅でご一緒に過ごしているのに
なんだか全然違って
感じるのだから不思議なものです...)
"カチッ"
病室の電気が消されました。
守
「おかあー、たまー、おあすみー」
「はい、おやすみ(*´ω`*)」
玉木
「おやすみなさい。守様。」
様と守様は、
私のベッド横の簡易ベットでお休みになられました。