第113章 お友達
【21:30】
「………」
"ムクッ"
守様が眠った頃、
様が簡易ベットから起き上がり
病室の窓際まで移動されました。
(眠れないのでしょうか…)
お声をかけず、
窓の外を眺める様の
後ろ姿を眺めている。
「綺麗…」
月を見上げ見入ってる様子のさん。
そんな姿を見ていると...つい話しかけて
みたくなりました。
玉木
「眠れないのですか。」
するとさんは、
ゆっくりと私が横になっている
ベッドの方に振り向きました。
「…あんまり月が綺麗で…
玉木さんも眠れないんですか?」
さんの優しい声の返事が
返ってきました。
玉木
「私は5日も眠っていたせいか、
眠れなくて💦」
「フフッ....なんだか玉木さんらしいですね(*´ω`*)」
小さく笑ったさんは、
窓側から私の横に来て、
パイプ椅子にお座りになりました。
玉木
「ではお互い眠れない同士、
少しお話をしましょう。」
「賛成でーす٩(๑❛ᴗ❛๑)۶」