第104章 宿儺の娘 〜ⅱ〜
っとその時でした。
「おい小僧。」
?
「!!」
梅
「!!」
月光を背景に突如現れたお父様。
?
「お前は...宿儺か!」
青年はお父様を見るなり、
戦闘体制をとりました。
式神の犬も唸りをあげお父様を睨みつけています。
「だったらなんだと言うのだ。
殺るのか俺を...殺れるのかお前ごときが俺を。」
低く恐ろしい声で青年を牽制するお父様。
(もしかして私が嫌がっていたから...
違うかもしれないけれど、
もしそうだったら...危ないわ!)
"スッ..."
私は青年の前に出ました。