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五 条 の タ ネ .
第104章 宿儺の娘 〜ⅱ〜
"トクンッ"
手を掴まれた瞬間。
心の臓が高鳴りました。
(この感覚は...いったい...)
恋です。
でも産まれてからずっと
異性と話す機会があまりなく...
恋という事にとても鈍い所があります。
梅
「………」
?
「少し話をしないか?」
梅
「……」
いつもなら断れるのに、
今日は断れず...
家の近くの川までやってきました。
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