第93章 実家
守
「たこちゃん かぁーいい!!」
大人の事情なんて関係ない守。
赤ウィンナーのタコさんを
ミニフォークで刺すと嬉しそうに
眺めはじめました。
母
「そのタコさん、
ジィジが切って焼いたのよーー♡」
守
「じいじ!? ちゅごいー!!」
(嘘でしょ!?家事なんて女がするもんだって
言ってたお父さんが!??)
守が羨望の眼差しで父を見ます。
父
「こんなのはあれだ...簡単だ...」
父は皆んなが自分を見るものだから、
耳を赤くして表情を険しくさせ
照れ隠しなのかお汁の一気飲みを始めました。
守
「まもりゅも!!!」
すっかりジィジの虜になった守くん。
ジィジの真似をしてお汁の一気飲みをはじめました。
「ちょっと守💦気をつけてね💦」