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五 条 の タ ネ .

第93章 実家





私は人の気配がする居間にやってくると...








「そんでな、近所の長谷川さんが、

"爺ちゃんに似て良い男になる"って言ってきてな!」








「あらー、あの孫自慢ばかりの長谷川さんが?

まあ珍しいわねー!

でもこう言っちゃあれだけど、

長谷川さんのところのお孫ちゃんに

守くんほどの"イケメン"は居ないわよねー。」









「当たり前だ!私の血が流れているんだからな!

負ける訳がないだろう!!

おっ!サングラスはもういいのか??」









「うん!!...あっ!!おかあー!!!」







入り口で口を開けたまま

立っている私に気付いた守が

無邪気に手を振っている。







(着替えまでしてる💦

さてはお母さん勝手にキャリーバッグ開けたわね!)









「守、おはよう(*´∀`*)ノ

お母さん、お父さんもおはよう!」







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