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五 条 の タ ネ .

第92章 実家に帰省〜隣の席のお姉さん編〜






「あら、素敵なボーイ。」








「?」








背の高い女性...おそらく男性ですが女性は

とても美しく非の打ち所がありません。

守を褒めながら、

私達の隣の区画の席に着席をしました。








「守、そろそろ座りなさい( ・∇・)」







通路に顔だけ出し

乗客に手を振っている守に声をかけ

着席させました。









「母よ、

これが最後の旅路になるかもな...イヒヒッ」








「(๑•ૅㅁ•๑)!?」








着席した守(宿儺さん)が

私に話しかけてきました。










「今日はアイツが居ないから、

お前やコイツを狙いやすいのだろうな。」







そう言うと宿儺さんはサングラスを少しずらし

さっきの女性(男性)の方を見ました。









「え?💦

あ...確かに悟さんが一緒の時は...

どうしよう宿儺さん(´;Д;`)」








「そうさな...

美味い飯を用意したら考えてやっても良いぞ?」








スッと足を組み偉そうにする宿儺さん。









「美味い飯って...

夕食どきに提供される食事しか...

しかも守はお子様メニューで予約したし...」








困ってしまいました。









「お子様だと?

そんなもの食わん。

母、お前のを俺に譲れば良いだろう?」








(確かに...確かにそうだけど( ;´Д`)

子供が大人のメニュー食べて、

私がお子様メニューを食べるなんて

ちょっと恥ずかしいからっ!)








でも守ってもらえるなら、

贅沢は言えません。






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