第88章 ♾️
五条悟
「これ僕とお揃い〜」
私の色白の手を優しく掴むと
左手の薬指にプラチナのリングをはめてくれました。
「わぁ〜(*⁰▿⁰*)!!」
五条悟
「ピッタリだね!良かった!」
「ありがとうごさまいます悟さん!
わたし...わたし...ずっと大切にします!!」
私は指輪をはめた左手を
右手で包み込みました。
(同じ指輪...
これに触れればきっと...遠くにいても寂しくない...)
五条悟
「それは良かった!
人の言う事もたまには聞かないとダメだね。」
「え?」
五条悟
「歌姫ににまだ
指輪を贈ってないこと言ったらさ
結構ドン引きされたんだよねー☝️
しかもよく考えたら僕たち式も挙げてないしね!
冷たい旦那とか信じられない馬鹿とか女の敵とか...
罵詈雑言を言われたよ。まったく歌姫は...」
「こんな時に私以外の女性の話は
しないでください(#˘・з・˘)ノ」
私は悟さんのお口を右手で塞ぎました。
五条悟
「≡▼∠Ⅲ♭∪∝∴☆‡≠∵!?◯×&#ーー!」
訳:もしかして嫉妬!?嬉しいなー!
"ギュッ"
「!!」
そんな私を指輪ごと抱きしめた悟さん。
五条悟
「やっぱり柔らかいねちゃんは。
はぁー!今夜は独り占めしたいなー」
悟さんは私の胸元に顔を埋めると、
幸せそうな表情を浮かべます。
「悟さんてば、くすぐったい💦」
五条悟
「でもさー、いっつもこの胸は守のもの...
僕にはなかなか順番回ってこないよねー!
ずるいよねーー守ばーかりっ(๑>3<๑)!」
「えっ、だってそれは...💦」