第88章 ♾️
こんな時に、
こんなこと言うつもりは全く無かったのだけれど
明日には居なくなってしまう...
それが念頭にあるのかつい口から
引き止める言葉が出てしまいました。
五条悟
「どうかな。」
ですが悟さんは、
とてもクールな口調で私の問いに即答されました。
「じょ...冗談ですよー!
そんな我儘...冗談ですから(*´∀`人*)
えと...あっ!もうこんな時間💦
悟さん明日早いんですよね!?寝ましょう!」
私は"期待"してしまっていたのか
本心は断られた事が悲しくて...
でも心配させたくなくて...
私は悟さんに背を向けて寝室の引き戸に手を添えました。
五条悟
「ちゃん!
ちょっとおいでー。」
そんな私に、
悟さんが声をかけてきました。
「(。・ω・。)?」
"クイックイッ"
そして私においでおいでと、
手招きをしてきました。
五条悟
「ほら、はやくーはやくー。」
「はっ...はぃ...」
なんだか凄く不思議な雰囲気で
私はゆっくりと悟さんの前に座りました。
"パフッ"