第72章 守と悟さん
五条悟
「なに不安そうな顔して。
仮にもし出逢いが沢山あったとしても、
ちゃん以外には惚れて無かったと思うよ?
僕ってばさ結構理想が高いからねぇー
って言っても、まーだ不安そうにしてる...
やっぱりきちんと言った方が良いね。
僕の柄じゃないんだけど...
良いかい?...」
五条橋の真ん中まで来たところで、
悟さんが私の目の前に立ち、
私の両肩に手を置かれました。
(初めての...呼び捨て(#´⊙ω⊙`#))ドキドキ
「はっ、はい。」
悟さんは私の両肩から手を移動すると、
優しく私の手を握ってくださいました。
五条悟
「、僕のお嫁さんになってくれるかい?」
「(#´;Д;`#)ブハッ」
暖かい悟さんの手の温もり...
素敵なプロポーズの言葉...
嬉しくて...嬉しくて...
せっかく施したメイクを洗い流す勢いで
大粒の涙が流れてきます。
(悟さんどんな顔しているのかしら...)
悟さんの顔を見るために顔を見上げると...
サングラスをかけていない六眼の綺麗な
瞳で私を見つめていました。