第6章 スケルトンクリーパー?
「え……どういうこと?」
俺はさらに質問をして聞いてみたところ、どうやらスケルタはスケルトンとクリーパーのハーフらしいということが分かった。言葉遣いが端的なので解読するのにかなり時間がかかったが。
「へぇ、じゃあ僕、スケルトンとクリーパーのハーフなんだ」
「そうみたいね」
「だからクリーパーも見えるのは僕だけってこと?」
「それは分かんないけど」
と俺は答えながら、村にいるアイアンゴーレムへ視線を向けた。そういえばアイアンゴーレムも、クリーパーの認識は出来ないんだったか。その理由をおんりーチャンかMEN辺りから聞いた気もするがそこまではよく思い出せない。
「まぁ、そろそろ夜になるし寝ないとね」
「え、夜って寝るの?」
「そうそう……え、スケルタは寝ないの?」
「寝たことはないなぁ」
思えば、スケルトンやクリーパーが寝ているのは見たことがない。じゃあそこら辺で起きてていいよと言ってしまうと、まさか某ゲームのように全員寝ないと朝が来ない設定か? という気がしてくる。俺は村にベットが二つあることを確認し、スケルタはここで寝てねと伝えてみる。