第7章 距離を考えなさい
俺はなんとかスケルタを体から引き剥がしてベットから脱出した。
その後、もう絶対抱きつくなとこんこんと説教してその理由も根気強く述べ、スケルタはかなり本気そうに分かったと頷いてくれたが、寝ている時は記憶にないようだった。寝相なら仕方ないのであまり怒れなかったが、次からは本当に別々のベットで寝ようと決めた。
次からはって、この世界からいつまでいなきゃならないのやら。
だが、こんな俺だけが襲われる世界で戦闘方法もなく一人じゃ寂しいのもあり、スケルタがいてくれると助かるのも本当なので、こうも懐いてくれるのはありがたい。俺はスケルタに感謝も伝えながら、自分も出来ることはやらなくてはと、外に出て木を伐採することにした。
素手で壊せるものかと半分疑っていたが、意外にも柔らかいブロックにあっという間に原木を入手。そこで再びスケルタの質問が飛んだ。
「ねぇねぇ、ぼん、それって大事なことなの?」
「そうなのよ……ほら、スケルタの弓もここから作るからね」
「へぇ、そうなんだ!」
僕もやってみると、スケルタも俺の真似をして木を取り始めた。俺はその間に村人の建物を解体して一通りのツールを作る。
このままエンドラ討伐をしないといけないのかと思うと気が進まないのだが、とりあえずスケルタの様子はどうなのかと見に行ってみると、木材や丸石を地面に散りばめて遊んでいるようだった。