第3章 お茶会
『それでは、本題に行こう。
まず、華ちゃんと瑠奈ちゃんはどこで知り合った?』
『学校です。
小中高同じ学校なので。』
『なるほど。
じゃあ趣味はあるかい?』
『はい。私は歌うこと、話すこと、おしゃれをすること、流行りに乗ることです!華と私は同じ趣味なので。』
『なるほど。二人ともとても仲良しなんだね!』
『もちろんです!!』
私たちは同時に応える。
『そうかそうか…w…この部屋、密室か?』
『え、…あ、多分そうですね。』
『では、華ちゃん歌、歌える?今ここで。』
『え?!?!う、歌、ですか?!?!』
『うん。歌。君に音楽の才能があるか知りたいんだ。』
『わ、わかりました…』
『あ、あれ歌えば?!』
『なによ。』
『えっと~、◯△◯とか!流行ってじゃん!映画の主題歌だし。』
『あー、あれむずいじゃん。』
『でもよく歌ってるじゃん?大丈夫大丈夫wファイトファイトw』
『えー?wまぁいいけど…』
華はそういいながら目を瞑る。
『~♫~♪♪、~~♪~!!♫』
『相変わらずうまいな~w』
隣にいる海斗さんは一生懸命聞いている。
華は一曲歌い切り飲み物を一気飲みする。