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【黒子のバスケ】緑の朝陽

第1章 出会い


緑間くんは驚いた顔から少し目を細めると
「…そうか。」とだけ呟いた。



「ー君かな?通報があったのは…」
警察官の制服を着た男の人と女の人が近くまでやってきて声を掛けてくる。

「ではコチラへ。まず名前から良いかしら?」
と女性警官に促される。
「はい。 です。」
「…話しにくいと思うけど、出来るだけ詳しくお話聞かせてもらえるかな?」
「…はい。」今までされてきた事を思い出すと身体が震えてくる。


背中を支えるように大きな手が添えられたかと思うと
「、大丈夫だ。…ゆっくりで良い。オレが傍にいるのだよ。」
低くて穏やかな、とても安心する声がする。


今日初めて会ったのに緑間くんはとても不思議な人だ。


時折、震えて挫けそうになりながら話し終えることが出来た。
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