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【黒子のバスケ】緑の朝陽

第1章 出会い


またそっぽを向いてしまった。

高尾くんは「カッコつけたから照れてるんだよ。」と今度は小声で言ってくれたけど…


不機嫌そうに受け答えしているし面倒ごとに巻き込まれたと思っていることだろう。



朝の忙しい時間に見て見ぬ振りが出来ない優しい二人。

何とも申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。

「えっと…本当に色々ありがとうございました。私あとはあの…一人で…」
「…震えているぞ。」


いつの間にかコチラをジッと見ていた緑間くん


言われて初めて自分が震えていることに気づく。
怖かったから安心したのかな?


「最後まで居てやるから大丈夫なのだよ。」そう言った彼がフッと少し微笑んだように見えてドキッとした。
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