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【黒子のバスケ】緑の朝陽

第1章 出会い


高尾が痴漢の腕を掴むとサラリーマン風の男は顔を真っ赤にして自分が何をしたのだと喚き出した。


車内がザワつき目の前の彼女が震えるようにして小さくなる。

スッと隠すように前へ行くとパッとコチラに向けて顔を上げた彼女の顔がハッキリと見える。


溢れ落ちそうなくらいの大きな目でキョトンと俺を見上げ


「あの…」と戸惑ったように声を掛けてくるが
「…そのまま動くな」と素っ気なく返す


高尾があの一瞬で記録していた証拠動画に大人しくなった痴漢はとりあえず駅員へ引き渡すことになった。
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