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【黒子のバスケ】緑の朝陽

第1章 出会い


下を向いて少し震えているようにも見える。
なぜか気になってしまいギュウギュウの車内を掻き分け少しずつ彼女へ近づいていく。


「…おい!真ちゃんどったの?」後ろから高尾が声を掛けながら同じように人を掻き分けてくる。

頭一つ分以上抜けているオレは男に囲われるようにしていても近づくにつれ彼女が何をされているか直ぐに分かりカッとなる。



同じ学校の生徒ということもあり、すぐ声を掛けようとするが

背後で状況をすぐに察した高尾が
「真ちゃん、こーゆうのは証拠も大事なんだぜ」
と言いスマホを取り出す



しかし次の瞬間、「…やっ」と聞こえるか聞こえないかぐらいの小さくか細い声と共に彼女が一際大きく震えるのが見え思わず間に入るようにして男を引き剥がした。
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