• テキストサイズ

*名探偵コナン*短編集*

第5章 *File.5*諸伏 景光*(R18)


「…っ、はぁ…ッ…はぁ…ンっ」
「…ハア…ッ、ハァ…くっ」

同時に果てた後、自身を引き抜くと処理をしてから、ふと冷静になれたのは。
ようやく、この心と身体が安堵し落ち着いたから、か。
続け様に果て、汗ばんだ細く柔らかな雪乃の身体はまだ激しい呼吸を繰り返している。

「ごめん。無理をさせた」
「…ホントにそう、思ってる?」

隣で横になり、髪を撫でれば、じろりと睨まれた。

「…何故?」
「あれだけシておいて、まだ平然としてる、からよ!」
「確かにまだまだ足りないな」
「はい?こんな時に、仕事を発揮、しないで!」
「そうは言われてもね」

さすが、よく分かってる。
普段から、身体はそれなりに鍛えてはいる。
刑事に捜査官たる者、基本は体力勝負の職業だ。

「もう絶対シないから!」
「それは出来ない相談だな」
「無理なモノは無理!」
「それだけ元気があれば、問題ないよ。ただまあ、少し時間は置こうか」
「…もうタクシー呼んで帰る」
「それだけは絶対にさせない」

そう言いながらプイと顔を背けた雪乃の華奢な背中を抱き締めれば、オレの身体がまた勝手にムクムクと反応するから、素直に便乗して項に唇を寄せて胸を揉み上げた。

「…ひゃっ、ンっ」
「可愛い」
「ひっ、景光っ」
「雪乃の所為だから、責任を取ってもらう」
「私の所為に、しない、でっ」

胸先を指先で弄べば、しなやかな身体がピクリと震える。

「オレは雪乃以外の女に興味もなければ、触れたいとも思わないよ」
「……」
「だから、今夜もこれから先の長い人生も、オレに愛され尽くされながら一緒に生きて欲しい」
「景光…」
「離れていた時間の分も、愛したい」
「…だからと言って、今は遠慮します」

ここで流されずにバッサリ切るのが、雪乃だ。
でも、今日だけはオレも一歩も引く気はない。

「ダーメ。オレが我慢出来ない」
「…ちょ、と!ンぅ」

脚を開くと十分なほど濡れたそこへ、ぐちゅりと音を立てて反り立つ自身を押し込めば、雪乃の身体がビクリと跳ねた。


/ 86ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp