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空回り2【銀魂】

第1章 再会


現在私は土方と近くのファミレスでお昼ご飯を食べている

『ていうかさ、他のみんなは?』

私の言葉に土方は苦い顔で言った

「それがな…あいつらみんな今日に限って用事入ってるっつって来れねーんだとよ」

『どこまでタイミング悪いんだ私は』

「あ?」

『いやこっちの話』

ということは、土方と二人だけか~

「オイお前今失礼なこと思っただろ」

『え、別に!』

相変わらず鋭いなぁなんて思いながら目の前の コーヒーに手を伸ばした



「で、お前総悟とうまくいってないんだって?」

『グフッ』

突然の土方の言葉に飲んでいたコーヒーを吹き出した

『なななな、なんで知ってんの!?』

「何でって…この間電話で言ってたのオメーじゃねーか」

『え?あ、あぁそうだった、ね』

そうか…土方はそのことと思ってるんだ

「まぁアイツも色々忙しいみてぇだからな、 
多少連絡出来ねーのは勘弁してやれよ」

『忙しい…か』

「あ?」

『まぁ、確かにあれじゃ電話とかしてくるわけないよね』

「…アレ?」

ちょっと変だなぁって思ってたんだよ。
恋人なのに連絡が月に1回あるかないかとか、 沖田から会おうとかも今まで一度もなかったし

付き合ってるのに…恋人同士なのに。。

『いや、もしかすると今までのは全部私の見ていた夢だったのかもしれない』

「お前なに言ってんの?」


遠くを見つめる私に土方が少し引き気味に言った。


「総悟呼ぶか?」

『……いいよ別に。沖田だけに会いに来たわけ じゃないもん』

そう言って頬を膨らまし、そっぽを向く私に土方は微笑んだ

『ちょ、何笑ってんの!!』

「笑ってねーよ」

『笑ってる!』

「いや、お前が総悟のことそんな風に言うなんて珍しいなと思ってよ」

『…人の不幸を笑うなんて最低だよ』

「お前が意地張ってるだけだろ」

そう言って笑う土方


『い、意地張ってるのは土方も一緒じゃん』

「あー…それなんだけどよ…俺 ーった」





え?




『なん…て?』


目の前には赤面している土方がいて


「だからッ…告白した!」

『え…』



ええええええっ!!!?
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