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空回り2【銀魂】

第1章 再会


そう、2回目に私がかけた相手は沖田ではなく土方だった。


『あ、うん知ってるよ!久しぶり!!』

「相変わらず元気そうだなお前」

『土方こそ相変わらず瞳孔開いてるね』

「見えてねーだろ!!」

土方のツッコミは何だか懐かしく感じた

『えっと…今土方何してんの?』

「俺か?今サークルの奴と飯食ってる」

『サークル!?ひょっとして大学でも剣道やってるの?』

「あぁまあな。近藤さんや総悟も山崎もやってる」

そうか。4人とも同じ大学なんだっけ…


『大学生活どんな感じなの?楽しい?』

「まぁ顔馴染みもいるしそこそこ…ていうかこういう話は総悟の奴としたほうがいいんじゃねーか?」

『えっ』

「今は一緒にいねーけど、アイツも今日は休みだしきっと暇してんだろ」

土方の言葉に私は黙った


「連絡してねーのか?」

『あ…う…ん。最近はあんまり…』


土方はしばらく黙ったあと再び喋りだした

「来るか?」



『え?』


「夏休みだし、来週なら俺も空いてっからよ。
帰って来い、みんなも喜ぶだろーぜ」

彼の言葉に嬉しくて飛び上がった

『ほんと!?うん!いくいく!』

「んじゃ土曜日、銀高の正門の前で待ってる」

『わかった!じゃあね』

会話を終えケータイをテーブルの上に置く





やったあああああ!!!!

みんなに会える!!!


『はやく来週にならないかなぁ~』

沖田きっと驚くだろうなぁ。


『そうだ!着ていく服買いにいこう!』

さっと着替えて私は急いで家を出た

(はやく会いたい…みんなに、沖田に!!)


だけどこの時の私は少し浮かれすぎていたんだ。
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