• テキストサイズ

此処って異能力使えますか?【文スト】【ヒロアカ】

第5章 体育祭が!!来る!!…一歩手間


敦と芥川と焦凍の「行かないで下さァい♡」(脳内補正有)に見送られて一人とぼとぼ歩く廊下。
クリヰムくん、覚えてい給へ。僕は必ず君を成敗してやる。(完全なる私情)

「いったぁぁぁっ!??」

ツルッと滑って尾骶骨なる物を思い切り地面に打ち付けてしまった。不思議な事に廊下にバナナの皮が落ちている。
…これ絶対青鯖の悪戯だ。影で笑ってるの知ってるんだからね。僕が引っかかるトラップは全部君のなんだよ。

「…どうした」
「も〜、聞いてよ織田作。治くんがね、また僕に悪戯を仕掛けてきたんだよ?僕には会いたくないんだって。どう思う?」
「……へぇ??それはどうもお疲れ様だなぁ?」
「わぁああああああああああっ!??あああああっ相澤先生ぇぁっ、!?」

いやほんとにごめんなさい。あの、ねぇ、つい織田作に向けた発言をしてしまったんだよ。仕方ないじゃないか。此は不慮の事故さ!!!

「お前、俺見る度にビビるのどうにかしろよ」
「不慮の事故さ」
「何がだ」

アンニュイな表情をしてみせるも軽くあしらわれて終わる始末。どうにかしてくれないかい。嗚呼そうか。これは持病だ。不治の病だ。

「それで、僕を呼んだのは何故?そして雄英体育祭とは何だい?」
「其れについて説明しようと思ってたんだが、どうも此の口は余計なことを喋りたいらしくて困っているんだ」

此の口、の所で僕の頬を摘んでムニムニしてくる担任。あ、猫みたい、って呟いてたよね?いまさっき。気に入ったのかな?ずっと触ってくるんだけど。廊下で何してるの僕達。

「はなひてくへよ」
「…はぁ、取り敢えず小会議室入るぞ」

職員室じゃないのかいー?と云う僕のキレ百八十パアセントオフを華麗に無視した相澤先生は、一つの扉に手をかける。

「はよ来い」
「分かったよ」
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp