第4章 USJ
「もーぉ。相澤先生ぇぇ」
「職員室だ。静かにしろ」
時は昼休み。僕は朝の件で反省文を書かされている。職員室で。やだ帰りたい。他の先生の視線が痛い。痛くは無いけど。
「さぁてここでクイーズ!!!」
「は?」
「僕はなーんで職員室にいるのでしょーかっ!答えは簡単さ!相澤先生が冷酷非jすいませんすいません痛い痛い痛い」
「口を動かす暇があるなら手を動かせ馬鹿かお前は」
ヤバいやつ認定された。先生方に。名簿確認してるのバレバレだからね?顔顰めないで?傷付くから。
「Hey!リスナー!!」
「また煩いのが来た…」
「あ、エブリヰワンだけ字体が違う人だ」
「どゆコト?」
「俺に聞くなマイク」
そう、推薦入試の時に騒がしかった(失礼)金髪はまさかの英語教師。今をときめくプロヒーローであるプレゼントマイクらしい。知らないから。うん。
「東条っつったよなァ?男子リスナー」
「イェア」
「ノリいいねぇーー!!」
「でしょ?」
何しに来たこの人。暇か。暇なのか。
「マイクせんせー?だっけ。今暇?」
「タメかよ!俺センセー!!暇だけど?」
「お腹空いた。何か買ってきて」
「What?!!俺ってパシリだったかー??!」
「丁度いい。ゼリー飲料も頼む」
ちゃっかり自分の分も頼む相澤先生好きだよ。好感度上がった。
マイク先生が隣で絶望の表情していたけどそんなこと知らない。見てないもん。