第3章 いざ、雄英高校へ
「っ、やっと着いた、」
「入るぞ」
校内に入って数十分後漸く辿り着いた我が教室。
此処が今日から僕の学び舎となるのだ。
深呼吸してから入ろうとしたら焦凍が開けた。
深呼吸のしの字もなかった。
なんだよ君さっきから!!
「だから何故僕が貴様と同じ教室なのかと聞いておるのだ!!人虎!!!」
「煩い芝刈り機!!!お前こそその減らず口を閉じた方がいいのじゃないのか!??!」
「君たち!!朝からそのように怒鳴り合うのではないぞ!!」
まだあまり人気の無い教室に響き渡る怒号。
そして、
僕の目の前にいるのは懐かしの、懐かしの、