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新☆二人で渡れば的短編集♪―山コンビ―

第3章 それぞれの想い






翔「Σ即刻帰宅致しましょうッ!!///」

智「きゃー♪」




俺は容赦なく色気を振り撒く智くんを横抱きにすると楽屋を出て、一目散に駐車場へ向かった






翔「けどやっぱ凄いねぇ~、智くんは

あんなに凄い記録を出したのに余力を残してただなんて♡」




車を自宅マンションに向けて走らせながら、上機嫌で俺がそう言うのを聞いて

智くんがにこにこ笑いながらそれに応えた




智「別に凄くないよ

て言うか、翔くんの方が凄いよ」

翔「へ?俺?」

智「うん、あのへっぴり腰は半端なかったもんねぇ

それにさぁ、口とか半開きのまんまでさぁ

最終的にたった四メートルとかそこらで固まっちゃってさぁ

あんなのジャニーズのアイドルで出来る人、そうそう居ないと思うよ~」

翔「…そ、そうね(泣)」




愛する恋人に、無邪気に傷口に塩を擦り付けまくられながら

今更ながらの己のヘタレっぷりに項垂れる俺



そんな俺の顔を下から伺う様に可愛く上目遣いで覗き込んで

智くんが、(下半身を暴発させる)爆弾を再び投下した




智「……あんまり可愛いんでさ、おいら…

…ちょっと、ムラムラしちゃった♡」




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