第3章 それぞれの想い
俺は相葉氏に力任せに抱き潰されながら
只でさえ体力が無いのに、鉄骨渡りでその体力を使い果たしてしまった愛しの智くんが
相葉氏の馬鹿力で潰れてしまっては(今夜思いきりチェスト出来なくなったりとかして)大変だと思い
必死に相葉氏の抱き潰し攻撃から智くんを守った(←攻撃て)
その結果、智くんを死守出来た訳なのだが…
(……やっぱちょっと、ニノにも相葉くんにも悪いことしちゃったかな?)
愛しい恋人を、その恋敵から守るのは、当然の事だと言えばそうなんだけど
俺は、殊更智くんの事となると必要以上にテンパり我を忘れてしまいがちだ
だからつい、メンバーに対しても強く当たってしまったりなんかして…
(…相葉くんは兎も角、ニノには後で謝っておこうかな…
やっぱ、突飛ばしたりなんかしちゃ悪いよな)
智「…しょおくん」
次会った時にでも軽く謝罪しようかな、なんて思っていたら
智くんのちょっと甘えた声に呼ばれた
翔「なに~、智くん♡」(←速攻で原型を留めない程にデレる櫻井氏)
智「はやくぅ、かえろ?」
翔「うんうん、帰ろうねぇ智くん
いっぱい活躍して疲れたもんねぇ~?」
智「うん、まあ…疲れたっちゃ疲れたけどさ」
智くんは、可愛らしくふにゃふにゃ笑っていた顔から一変して色っぽい流し目を俺に送ると
(下半身を直撃する)爆弾を投下した
智「……今夜の為に、それなりに体力を温存してあるから……だから、早くかえろ?」