第3章 それぞれの想い
相「え…?」
何でりーだーが謝るの?
って思って目を丸めるおれに、りーだーが言う
智「ごめんね、相葉ちゃん
おいら今日はちょっと疲れたから…真っ直ぐお家に帰りたいんだ」
相「…そっか
そうだよね、りーだー、鉄骨渡りで大活躍で疲れちゃってるんだもんね…
…んじゃ、おれ帰るわっ!」
翔「Σげふっ!!(汗)」
おれはそう言うと、最後に力一杯(翔ちゃんごと)りーだーを抱き締めてから腕を離した
(解ってるよ、りーだー
本当は、疲れちゃってるからじゃなくて…
…疲れちゃってるのも本当の事かも知んないけど
そうれだけじゃなくて、早くお家に帰って、大好きな翔ちゃんと二人きりになりたいからなんだよね?)
心のなかでそう呟いて、りーだーと翔ちゃんに手を振る
相「じゃあ~ね~
おつかれぇ~♪」
智「おつかれぇ~」
翔「ごほごほっ…お、お疲れ…(汗)」
おれは
おれがどんなにぎゅーぎゅー抱き締めても、りーだーがちっとも苦しそうにしていなかったのは
多分、翔ちゃんが
りーだーが押し潰されないように頑張ってたからなんだろうなぁって
ぼんやりそんな事を思いながら、楽屋を後にした