第3章 それぞれの想い
・・相葉ちゃんの場合・・
(あっれぇ?そーいえばニノ居ないなぁ)
おれは、潤ちゃんが出ていった楽屋を(翔ちゃんごと)りーだーを抱き締めながらキョロキョロと見回した
智「相葉ちゃん、どしたの?」
「離れろや相葉ッ!(怒)」
とか、わーわー言ってる翔ちゃんとおれに、ぎゅーぎゅー抱き締められながら
りーだーが、可愛く小首を傾げた
相「うん、なんかニノが居ないなぁって、思ってさ」
智「ニノならさっき、翔くんに俺から引っ剥がされて突き飛ばされた後
何すんだ撫で肩とか言って、プリプリ怒りながら帰っちゃったよ?」
翔「え?あ…そうだったの?(汗)」
ほにゃほにゃ笑いながらりーだーが言うのを聞いて、翔ちゃんが焦った顔をした
それから翔ちゃんは急に深刻な顔になって
ちょっとやり過ぎたかな、後で謝っておこうかなとかってブツブツと呟いている
りーだーはそれを、少し笑いながら…愛しそうに見ていた
相「……」
(…いいなぁ、翔ちゃん…りーだーに、あんなに想われて…)