第3章 それぞれの想い
智「今日の一等賞は、潤くんだったよねぇ」
潤「…え?」
智「だってさぁ、一本目の鉄骨渡りは俺のが勝ってたけど
二本目の鉄骨渡りと神経衰弱は潤くんが勝ったんだから
今日の一等賞は、潤くんだよねぇ
やっぱ、潤くんは凄いねぇ」
潤「………///」
そんな事無いって
何時だって一番はあんただって
そう思いながらも
あの人に誉められたって事が嬉しくて
頬が緩む
翔「俺の一等賞は何時だって智くんだよ~♡」
相「わぁ~い、いっとーしょーいっとーしょー♪」
翔「って、いい加減離しなさいよ相葉ッ!!!(怒)」
相「やだよぅ~♪」
潤「……(苦笑)」
相葉くんと翔さんに抱き潰されながらも
相も変わらずふにゃふにゃ笑っているあの人に、苦笑いしながら
俺は自分の鞄を肩に担いだ
潤「じゃ、お疲れさん」
相「潤ちゃんおつかれ~っ♪」
智「潤くんおつかれ~」
翔「お、お疲れさま…ってだから、離せっつうに相葉ッ!!!(怒)」
潤「……(笑)」
俺は、何時も通りわちゃわちゃしている三人を見て笑うと、楽屋を出た
…ニノの奴、いつの間にか何時も通り速攻で帰ったな
とか、思いながら。