第3章 それぞれの想い
翔「ほんと、あなたは凄いわぁ、何でも出来ちゃうんだから~
でもねぇ、ちょっとは恐怖心ってのを持たないと、いざって時危ないからね?
まあ
俺が365日見守ってるから滅多なことにはなり得ないけども。」
何だよもっとオジサンと遊ばせなさいよ、とか
ニノが喚くのを無視して
翔さんが思いきりデレた顔で飛びきり甘い声を出し
彼の恋人を抱き締めてよしよしと頭を撫でる
その、過保護すぎる言動に
あの人は相変わらずふにゃふにゃ笑って、身を任せている
相「あ~っ!翔ちゃんばっか良いなぁっ!!
おれもリーダーよしよししたぁ~いっ!!」
その様子を羨ましそうに見ていた相葉くんが
とうとう耐えきれずに、翔さんの腕の中のリーダーに突進して
何故か、翔さんごと抱き潰した
翔「Σんがっ!!(汗)」
相「りぃ~だ♡」
翔「Σちょっと、離しなさいよッ!!(怒)」
相「やだよ~ん♡」
翔「やだよんじゃないよッ!!!(怒)」
それでも
あの人は相も変わらずふにゃふにゃ笑っている
と
不意に、あの人が俺を見た