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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第5章 あの人と出会ってしまった




「でも傑なら言いふらさねぇだろうし、安心していいだろうな。問題は…あいつらだ」


「硝子と歌姫先輩には勘違いしてもらってた方がいいかもしれない。申し訳ないけどね」


まだ、その時じゃない。


確実に的確に、五条家の力を取り込んだ時には公言しようとは思う。


それが私にとっての追い風になるだろうから。


あとなんとなく、偽りの関係を公にするのは気が引けるから。


「ん、ごちそうさま」


「食べるの早いのね」


「まぁ男だからな。寧々は急がずゆっくり食べろよ」


私が食べ終わるまで待たせてしまうと思ってたけど、五条くんはニコニコと楽しそうだった。


「そんなに見られてたら食べづらいのだけど」


「あ、悪いな。寧々が可愛くてずっと見てたいんだわ」


「物好きね」


私が最後の一口を食べ終えると、五条くんは目をキラキラと輝かせていた。


「寧々、甘いもの好きなんだろ?」


「そうね、お土産にもらった喜久福も美味しかったし」


「俺のオススメだからな!……ここのカフェ、スイーツもあるんだよ。な?な?」

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