• テキストサイズ

〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第5章 あの人と出会ってしまった




「魚を見た後に魚を食べるの?」


「見てもよし、食べてもよし。それが海なんだよ」


五条くんは訳の分からない理屈を振りかざして、入り口以上に混み入ったカフェに着くや否や


「座るとこを先に確保してから注文だとよ。どっか空いてるとこ…」


背が高いというのは、こういう時に便利なのね。


「奇遇だね、2人とも」


「お、傑じゃん!」


視界の端からぬらりと現れたのは夏油くんだった。


「まさかこんなところで会うなんてね。ふふ、邪魔をしてしまったかな?」


夏油くんの後ろを見ると、席に座った硝子と歌姫先輩もいた。


「ちょっと五条!なんであんたが寧々と一緒に居るのよ!?」


「そうよ!可愛い後輩を五条なんかにあげたくないんだけど!」


2人きりでの水族館だなんて、どう言い訳したらいいのかしら…。


「硝子、歌姫先輩、違うんです。これは…」


「大丈夫よ寧々、五条に付き合わされてるんでしょ?次からは断っていいんだからね!」


「しょ、硝子…」


「五条あんたね?寧々ちゃんに手出したら許さないから!」


「う、歌姫先輩…」

/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp