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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第4章 告白と返事




「そもそも、告白したことを言わなければ良かったのに」


「傑がもし寧々のこと好きだったらどうすんだよ。先に告白なんてされたら勝てねーわ」


「有り得ない」


だから牽制したってこと?


夏油くんは煮え切らない五条くんに痺れを切らして、カマをかけるような人なのに。


それに、夏油くんの言葉には気持ちがこもっていなかった。


ただ言葉を羅列しただけの薄っぺらいものだった。


私を想う気持ちは五条くんの方がずっと、ずっと…。


「…っ!」


「寧々?」


「五条くんって、変な人…っ」


「なんか今笑い堪えてなかったか!?寧々、前にも俺のこと変って言いながら笑ってたよな!?」


「…なんのこと」


笑ってはない、笑いそうになっただけ。


「くっそ!貴重な笑顔見逃すとか、マジで任務なんか行くんじゃなかった…!」


「任務は任務でしょ」


「もう通常モードに戻ってんの…?それも可愛いけど。好きな子にはさ、ずっと笑っててほしいじゃん」


「それなら愛想のい…」


愛想の良い別の女の子を見つけて、とは言えなかった。


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