• テキストサイズ

〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第4章 告白と返事




振られようとも受け入れられようとも、まるで自分には関係ない、どうでもいいみたいな。


仮にも自分の告白を他人事みたいに言ってのけるのね。


「寧々ちゃんの気持ちを聞かせてくれるかな」


「知りたいと思ってないでしょ」


告白されたことなんて何回もあるわけじゃない。


それでも心がこもっていないのが分かる。


五条くんも大概だったけど、夏油くんはそれ以上に違和感がある。


「目的を教えてくれたら答えてあげるわ」


「目的…か、悟に告白されて何と答えたかが知りたいね」


「へぇ…」


すげ変わった目的に対して、私の答えは1つ。


「どうして五条くんが私に告白したことを知ってるの?」


「質問に質問で返すなんて、一筋縄ではいかないようだね」


「夏油くんのように小賢しくはないでしょ」


「ふふ、寧々ちゃんは面白いね。話していて飽きないよ」


「はぐらかさないで」


もしも五条くんとの偽りの関係がバレていたら、面倒くさいじゃない。

/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp