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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第4章 告白と返事




放課後、2人きりの教室。


夏油くんは真っ直ぐに私を見据えた。


改めて一対一で向き合うと、夏油くんって変な前髪してるのね。


「私は寧々ちゃんのことが好きなんだ。だから…寧々ちゃんのことは私に守らせてほしいんだ」


「…本気で言ってる?」


突拍子もなく突き出たセリフ。


似たようなセリフを五条くんも言っていた。


少なくとも真摯な態度で接する夏油くんと違って、ふんぞり返りそうなほどに偉そうだったけど。


「もちろん本気だとも。私が嘘を吐くような人間に見えるかい?」


「見えるわ」


あまりにも有り得ない話。


五条くんの時も何か裏があるのかと疑ったけど、夏油くんに関しては裏が表でもおかしくない。


そのくらい私を好く理由など見つからない。


五条くん…は、変な人だから変な理由があったのかもしれないけど。


「心外だな、私だって人を好きになることがある。それが寧々ちゃんだっただけの話だ」


告白なんて大袈裟にすれば良いってものではないのは分かってる。


それを含めても夏油くんはあまりに落ち着いていて、余裕すら感じられる。


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