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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第3章 任務と楽しい思い出




「呪力を私に触れさせないで」


「ククッ、呪力もダメなのかよ」


五条くんはクックッと笑うと、私を解放した。


「何でなら触れるんだ?」


「何だろうと無理よ」


妨害が無くなれば、驚くほど簡単に乗り移ることが出来た。


「俺が押してってやるよ」


「そういうことになってしまうのね」


それは凄く不本意だけど、心のどこかで五条くんが近くにいることは嫌ではなかった。


すぐに気付かないフリをしたけれど。


医務室で治療を受けた私は、反転術式での治療もあってか痛みは取り除かれ、おぼつかないながらも歩く事ができた。


完全に元通りになるには自分の治癒力次第で、1ヶ月は見積もった方がいいと助言された。


私は散々断ったけど、五条くんが強引に寮の入り口までついてきた。


「男子寮はあっちだけど」


「俺のせいで怪我させたんだから、付き添いくらいするだろ」


「五条くんのせいじゃないから」


「いーや俺のせいだね。寧々を守れなかった俺が悪い」


「そう?そう思ってるなら…」


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