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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第3章 任務と楽しい思い出




「私1人で大丈夫、単独の1級個体くらい平気」


「今日の寧々は凡ミスしそうな気がするからダメ、なんか浮ついてるもん」


「誰のせいで…っ!ーーっ、来る!」


今は使われていない廃工場の中に感じる邪悪な気配。


随分と好戦的な呪霊はすぐに姿を現した。


「手出ししないでよね」


「それは無理、寧々に怪我させたくねぇからな」


錆びた鉄のような赤褐色の体から飛び出る無数の腕。


体長こそ3メートルほどで凄く大きいわけではない。


おそらくはその無数にある腕で攻撃を仕掛けてくる、所詮よくいるタイプ。


触手のようにぬらぬらとうごめく内の一本が、私の足を狙ってぐにょっと伸びた。


「五条くんには用ないみたいよ?」


最初から敵わないことが分かっているのか、それとも弱い方から潰すのか。


私だけを的確に狙って攻撃をし続ける…けど、当たるわけがない。


「私には触れさせない、その腕一本たりとも」


「見事なバリアだな。俺の無下限術はマニュアルで出力してるけど、寧々のはどういう仕組みなわけ?」

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