• テキストサイズ

〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第3章 任務と楽しい思い出




悪いのは集中していなかった私なんだけどな…。


「寧々、立て直せるか?お前の実力なら寸前でかわす事も出来たはずだ。今日のお前は身が入っていない」


「すみません、先生…」


鈍痛は硝子の反転術式で傷跡も残らずに去ったけれど、心がチクリと痛んだ。


こんなんじゃ水無月家への復讐なんて……。


「まいったな、この後寧々には任務を任せようと思ってたんだが、今のお前には荷が重いだろうな」


「大丈夫です、私にさせてください。切り替えて頑張りますから」


「そうは言ってもだな…」


「先生、俺がついていくから寧々に任せてあげてよ」


「悟がか?うーむ、お前達が連携を取れるとは思わないが…」


「だったら尚更、練習しといた方がいいでしょ」


割って入った五条くんは助け船を出したにしては、やけにニヤけて楽しそうだ。


それに任務を練習台に使おうとしているのも、なんだか気にかかる。


「五条が1人で行けばよくない?」


硝子の真っ当な提案を


「2人で行くことに意味があんだよ」


五条くんは真っ向から否定した。


/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp