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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第3章 任務と楽しい思い出




「ーーっ!」


体格差こそあれど、そこまで大きな実力差はないと思ってた。


「く…っ!」


それなのにどうしてか、1人で空に向かって術式を放つ五条くんが気になって、


チラチラ視界に映る彼を無意識に目で追ってしまって、目の前の夏油くんに集中できない。


「…っハァッ!!!」


男女の違い、体格差があるからこそ、それを活かして小回りを利かせ俊敏に動き翻弄する…はずが


「ゔっっっ!!!」


身を翻した際に肩に喰らった、鈍い痛みに膝をつかざるを得なかった。


「すまない、寧々ちゃん立てるかい?」


「う…、大丈夫…だから…っ」


前線では一瞬の油断も命取りになるのに、どうして私…。


「寧々!大丈夫か!?硝子、早く寧々に治療しろ!」


視界の端にいたはずの五条くんがすぐ傍まで来ていた。


「寧々!」


既に駆け寄っていた硝子が心配そうに私を見つめる。


「本当に大丈夫、怪我はしてない」


「バカ!跡になったらどうすんだよ!」


そう言ったのは五条くんだった。


「傑は悪くねぇ!誰も悪くねぇけど、寧々の体に傷がつくのは許せねーんだよ」

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