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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「触ろう」と試みた意識を跳ね返す、これも拒絶の術式の内ね。


「壁面に激突したのは、貴方が壁を狭めていたせいよ」


自業自得ってやつ?


なんだ…もっと腕の立つ人かと思ったのに、呪詛師としてもお粗末ね。


壁にめり込んで、ポイっと剥がすように崩れ落ちる様は…まぁ、悪くないわね。


それは愉快だわ。


「寧々ちゃん凄いね。今のであいつ、大鯰の髭を落としていったよ」


「あら?予想以上の効果ね」


とりあえず任務の目的である、呪物の回収は終了。


ただ…まだトドメを刺していない。


「……ん?」


この呪力は……。


「夏油くん、この人を尋問したいから拘束できる?」


受け身の取り方も知らない呪詛師は、壁に項垂れてもう虫の息。


「一応しておこうか。任せておくれ」


夏油くんの術式により、複数の顔がぼこぼこと連なった菌のような呪霊が


呪詛師に「チューしよーよ、ねぇチュー」なんて情熱的に絡みつく。


「貴方の目的を教えて。嘘をついたら…ころ「分かった!!話す!!!俺の話を聞いてくれ!!!」


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