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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「閉じ込められているみたいだ。この術式の使い手がどこからか私達を監視しているのだろうね」


「こんなくだらないことをするのは呪詛師でしょうね」


呪詛師なんて呪力の使い方を間違えた野蛮な連中。


私達呪術師が人を助ける為に呪力を使うのに対して、呪詛師は人へ危害を加える為に悪用する。


生死を問わない危険思想な人ばかり。


……とは知識ではあるけれど、実際に対峙するのは初めてね。


「そうだね。呪物は私達呪術師を誘き寄せる為の餌で、何かしらしでかそうって魂胆かな」


「ねぇ、この会話聞いてるんでしょう?いい加減姿を見せたらいいんじゃないかしら?」


…なーんてね、そう簡単に姿を現すわけはないか。


向こうの目論見は呪物の回収に来た高専側の呪術師に、何らかの危害を加えること。


「この際だから、フロア全体に術式を放ってもいい気がしてきたわ」


相手側の術式で縮小されているのだし。


「それじゃ大鯰の髭の回収が出来ないよ、寧々ちゃん。ただ…少々手荒な真似をするのは賛成だ」


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