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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




程なくして、車は任務の現場まで走り出す。


「寧々ちゃんと任務に行くのは初めてだね」


「そうね、よろしくお願いするわ」


夏油くんも五条くんに負けず劣らず、実力のある人。


私が足を引っ張る…なんてことは御免よ。


「そういえばこの間、夏祭りから帰ってきた時のことなんだけど、ひと足先に寮に戻った私のところに後から悟が来てね。もう参ったよ。午前2時を過ぎてるんだから」


いくら親友同士とはいえ、そんな時間に部屋を訪れるなんて…と思ったけれど、よくよく考えたら金魚の水槽の用意を手伝ってくれた後だものね。


…いえ、それにしたって深夜に押しかけていい理由にはならないけれど。


「扉をガンガン叩かれて、起きて出てみれば悪い顔をした悟がいてね。強引に部屋に押し入ってきて、襲われてしまったよ」


「おそ…っ?」


私に出来なかったことを、夏油くんに……?


五条くんなら八つ当たりとして、あり得そうでは…ある…けど…。


男同士…よね?


「どこの暴漢かと思ったよ。いきなり頭を掴まれてね。悟の目は少し血走っていたかな」


「えっ…」


「そして私の髪を…」


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