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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「焼きそば…かしら?」


「焼きそばだな!買いに行くぞ!」


繋いだ手をぐっと引っ張って、五条くんは私を連れて屋台を巡る。


「おじさん!焼きそば2つ!」


ソースの香ばしい香りがたつ出来たて熱々の焼きそば。


「兄ちゃんいっぱい食べそうだな!おまけしてやるよ!」


屋台のおじさんは、パックが閉まりきらないほどギチギチに焼きそばを詰めてくれた。


それも2つ、私の分まで。


「これだけでお腹いっぱいになってしまいそうね」


「残したら食ってやるよ。間接キ「いいえ、食べ切るわ」


出店が並ぶ通りとは一本外れて、近くの公園で食べることにした。


公園にも人は溢れていて、偶然空いていた噴水近くのベンチに座る。


「ねぇ、五条くん」


「ん?」


「ここまで来る途中に何個買い足したの?」


荷物は全て五条くんが受け持ってくれてはいるけど、焼きそば以外にもたこ焼き、お好み焼き、イカ焼き、焼き鳥、フランクフルト…


飲み物以外はガッツリ系の主食やおかず系を軒並み買い込んだ。


「女子は色々な種類をちょっとずつ食べたいらしいじゃん。寧々が残した分は俺が食うから安心しろ」


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