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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば



身丈はおはしょりで調整する必要もなく、裄丈は寸分違わずフィットする。


着付けに必要な小物類も私にピッタリと合ったものばかり。


浴衣と同じ青い下駄すらも、足のサイズなんて知らないはずなのにジャストサイズだった。


最後に用意された白い巾着を持って、扉の外の五条くんに声を掛ける。


「準備できたわよ」


「あ、開けるぞ…!」


さっきとは打って変わって、緊張した面持ちの五条くんがゆっくりと扉を開けた。


「ーーっ、やばい…っ、想像よりも可愛い…っ」


人の顔を見て目を背けるなんて、私みたいなことをするのね。


「寧々、凄く似合ってる…っ、正直襲いたい」


「今すぐ脱いでくるわ」


「ちょ、冗談だって!合意なしには手を出さねぇよ。ただ…その…可愛すぎて…っ」


りんご飴みたいに顔を赤く染めた五条くんは、私に向き直るのにいささか時間がかかった。


「わ、悪いな…っ、脳内で脱がせたから、もう大丈夫なはず…!」


「こっちは大丈夫じゃないんだけど」


私、本当にこれからこのド変態と花火大会に行くの…?


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