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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「あぁ、そういうこと…」


五条くんの不要な根回しがあったってことね。


そんなことをしなくても、私は…五条くんと行けたらいいなって思っていたのだけど。


「楽しい思い出」の1つになるかな、なんて浮かれていたのに、前日になってもお誘いがないんだもの。


自分から誘うのは…ちょっとプライドが許さなかっただけ。


私のみみっちいプライドが、ね。


「てなわけで俺と浴衣で夏祭りデートしよう!」


「分かったわ。それじゃあ、変態さん。浴衣を着付けるから1回出て行ってくれる?」


「はい出た!そして戻った!」


「五条くん?」


ドアを出たり入ったりする変態に「やっぱり行かない」と脅してみたら、渋々扉の前の廊下で待機していた。


それにしても…この浴衣、五条くんの瞳のような色をしているのはもちろん、帯は五条くんの髪の毛みたいな色をしている。


飾り帯は五条くんがいつもしているサングラスみたいな色で…。


なんというか、全身を五条くんに包まれているみたい。


不思議なことはまだ続いて、その浴衣はまるでオーダーメイドをしたかのように私にピッタリのサイズだった。


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