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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




扉の鍵を掛けようと近づいた時、またしても扉が開けられた。


「寧々、ごめんなって!ほら、この通り…!」


両手を突き合わせて謝罪を見せつけてくる五条くんの腕には、青い布…と細長い白い布が掛かっていた。


「お詫びに何でも買ってやるから花火大会行こうぜ!」


「えっ」


浴衣姿の五条くんが広げたのは、五条くんの瞳と同じサファイアのような色の浴衣だった。


「どうせ着替えるなら浴衣で夏祭りでもって思ったんだよ。俺は…今日の花火大会、どうしても寧々と見たいんだ」


「花火大会…」


「その為に朝イチで任務を終わらせてきたんだ!なっ、頼む!」


謝罪はそこそこに、話は急な夏祭りへのお誘いに。


「もっと早く誘ってくれたらいいじゃない」


「さっき実家から浴衣が届いたんだよ。俺はどうしても寧々の浴衣姿が見たくてだな…」


「素直な変態ね」


花火大会なんて誰にも誘われなかったから、すっかり忘れてた。


「ちなみに硝子とか他の奴らには、俺が寧々を誘うからお前らは声掛けるなって言っといた⭐︎」


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