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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




ドアを3回ノックする音。


コンコンコン…と鳴った後、無施錠のドアノブをガチャガチャと捻る音が続く。


「寧々、入ってもいい?」


私が拒否をする前に扉は無情にも開いた。


こちらの都合などお構いなしに部屋に押しかけたのは


「寧々〜っっえっ!?」


「か、勝手に開けないでよ、五条くんっ!着替え中なんだからっ…!」


なぜか藍色の浴衣に黒い帯、細くて青い飾り帯を身につけた五条くん。


その手には青い布を持っている。


「は、早く閉めて!変態っ!!」


デニムを履こうとしていた下着だけの下半身を、すでに着ていたリブニットを力いっぱい下に伸ばして隠す。


「わ、わ、悪ぃ!そんなつもりは少ししかなかった!!!」


「確信犯なの!?気持ち悪い!五条くんなんか嫌いよ!!」


完全にあの時の格好に着替え終わった後、不本意ながら扉越しの五条くんに声をかけた。


「謝罪なら聞くわよ」


「悪かったって!もしかしたらお着替えシーンが見れるかも♡とは思ってたけど、わざとじゃねーんだ!」


「…変態の立ち入りを禁ずるわ」


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