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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「ありがとう」


「どういたしまして。俺も寧々とお揃いにしよー♪」


冷えた缶ジュースをプシュッと開けて、ぐぐっと飲み干して…五条くんは気合いを注入するみたいに、ぐいっと仰いだ。


「っし!もうひと頑張りするか!」


「やる気十分ね、偉いじゃない」


私の飲み切れなかった分は、部屋に持ち帰ることにした。


部屋に戻った五条くんは、あっという間に私が作った問題集を解き終わった。


全問正解のパーフェクトで。


「本気を出せばこの通りよ!」


「最初から本気を出せば良かったんじゃない」


なんだかんだ飲み込みが早いし、教えた甲斐がある。


どうして夏油くんには愛想を尽かされてしまったのかしら?


本気を出したらしい五条くんは、さっそく英語の問題集にも取り掛かる。


「なぁなぁ、寧々」


「なに?」


問1から始めて記述問題に来たところで、五条くんの手はぴたっと止まった。


「英語よりも保健体育しようぜ!実技の方!」


「バレー?バスケ?陸上?1人でどうぞ」


「保健の方だよ、言わせんな」


「止血でもするの?出血したいなら、手伝うわよ」


五条くんが言わんとすることは何となく分かるけど、スルーしておくのが正解ね。


シャーペンの芯をカチカチと押し出して尖らせながら、警告音を鳴らす。


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